プロダクト・ヒストリー

1940年代

自動車用シート事業の芽吹き

東京電気自動車(後のプリンス自動車工業)
「たまジュニア」用シートを生産。
当社の自動車用シートスプリング組立(バネ組立)第一号である。

1950年代

シート一貫メーカーとして
受注拡大

「日産ブルーバード(310)」用シートが当社自主開発設計第一号となった。
また、初代「スカイライン」を受注し、現行モデルに至るまで当社の代表的な生産車種となる。

1960年代

国産初の天皇陛下御料車用シートを製作

天皇陛下御料車用シートを製作(ニッサンプリンスロイヤル)。
数々のアイディアを織り込み玉座シートの基本レイアウトや、独特な機能に合致した形状・性能を追及した。

1970年代

業容の拡大
― 航空機用シート/バス用シート ―

「日本エアロスペース株式会社」を設立し、航空機用シートを生産。 バス用シート事業にも進出し、乗用車シート以外でも事業を拡大。

1980年代

独自技術「接着成形工法」を開発

接着成形工法を開発。 この工法により生産されたシートがさまざまな車種に搭載される。

1990年代

次々にシート関連の独自技術を開発

さらなる他社との「違い」を求め、後に業界の主流となる「ヘッドレスト一体発泡技術」や「ロングスライドレール」を開発した。

2000年代

グローバルスタンダードフレームを開発

軽量化を追求したシートフレームを開発し、標準フレームのグローバル展開の第一歩を踏み出した。

2010年代

シートの未来を提案し続けるタチエス

人体の支持に最適化した最少の着座面の追及と、新骨格による高強度・スリムシート構造が特徴の新開発コンセプトシートや、縫製技術を応用した着せ替えシステムを提案。